〈BD〉「こういう舞台で撞けて嬉しかった」――全日本女子プロツアー第2戦優勝・梶谷景美の談話

Akimi Kajitani won JPBA 2016 Womens Tour stop#2
Akimi Kajitani won JPBA 2016 Womens Tour stop#2

 

先週末の

『全日本女子プロツアー第2戦 in 所沢』で優勝した

梶谷景美プロの談話をお届けします。

 

下の方でどうぞ。

 

※大会フォトギャラリーはこちらから。

 

……

 

梶谷プロの優勝は、

2014年9月の『東海レディース』以来、

約1年半ぶり(優勝談話はこちらから)。

 

決勝ラウンドの4試合、

ミスらしいミスはかなり少なく、

気付けばスルスルっと取り切って

ランアウトの山を築いていた「女王」。

 

隙のないプレー内容と

落ち着いた挙措に改めて凄みを感じた

ギャラリーが多かったのではないかと思います。

 

…………

 

Akimi Kajitani

1968年12月8日

大阪府出身・東京都在住

JPBA24期生

『全日本選手権』優勝4回

『ジャパンオープン』優勝5回

『女子ナインボール世界選手権』3位3回

『女子テンボール世界選手権』3位1回

他、国内プロ公式戦での優勝は100を超える

使用キューはADAM JAPAN

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――今のお気持ちを。

 

「正直、すごく嬉しい……かもしれない。

 

一番嬉しかったのは、

私個人の優勝というより、

 

この埼玉という土地で女子ツアーが実現できて、

最後まで盛り上がっていたということですね。

 

長いこと東日本で女子プロツアーが

できずにいた中で、

 

今回は野内(麻聖美)プロが一生懸命、

企画や進行など色んな面で頑張っていて、

 

その甲斐あって、

ギャラリーがこれだけ集まってくださって

一日中熱心に観ていただけたし、

色んなイベントが成功していた。

 

私としても思い入れのある

トーナメントになったというか。

 

こういう舞台で撞けて嬉しかったですね」

 

――その舞台で優勝できた。

喜びもひとしおなのではないですか?

 

「まあ……それはありますね(笑)」

 

――前回の優勝から約1年半が経っていました。

 

「最近は年に1回ぐらい優勝できたらっていう

目標設定をしてやってきていて、

昨年はファイナルを3回撞いた。

 

フルセットになった試合2回を含めて

全て負けてしまったけれど、

そこはもう仕方ないなと思っていました。

 

ここ2年ほど、

撞き方とかストロークとかタッチとか、

色んなことを見つめ直していたんですが、

 

それがこう、

上手く試合で出せるようになってきたかなって。

それが今日の勝因と言えば勝因でしょうか。

 

完全にものになったとは言い切れないんですが、

一つ、自信は付きましたね」

 

――一日を通して、初めて見る顔つきや

初めて見る間合いがあって、

新しい梶谷さんを観た思いでした。

 

「ああ、そうですね。

 

これまでもああいう間合いで

撞いてきたこともあるんですけど、

それを意識的に進めたところはあります。

 

予備ストロークは1回少なくするとか、

リズムが出てきたらそのまま行くとか、

立つ時は一度立つとか、

そういう部分が今日は上手く行ってました。

 

これまで培ってきた部分が確認できた上で

プレーできたのが良かったですね。

 

どんな場面でも、『こう撞こう』というのは

わかってるじゃないですか。

 

でも、その時に気持ちや他のことの

確認ができないまま撞いてしまって

ミスしてしまうってことが

これまではあったんですけど、

今回はそれが少なかった。

 

(決勝日の)4試合トータルで見ても、

単純にミスは少なかったと思いますし……。

 

まあ、それでも、

ナインボールだと1球2球のミスで

ひっくり返されますし、

どう転ぶかわからないですから、

 

極力自分がその1球2球のミスをしないように、

気を抜かずに撞くという意識はありました」

 

――2016シーズン、ここから先はどのように?

 

「今年はこれが3戦目ですか。

 

ここから大阪クイーンズ(5月)、

アムウェイ(6月、台湾)、

関東レディース(7月)、

ジャパンオープン(7月)

……という風に試合が続いていきますが、

 

私はいつもこんな感じでマイペースですので(笑)、

今日の状態や気持ちを忘れず、

ゆっくり自分なりに進歩できればと思っています」

 

(了)

 

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