〈BD〉「ダービーシティ・クラシック」開幕。「ビッグフット10ボール」でレイズが健闘中

2015年の会場風景 Photo : heita3
2015年の会場風景 Photo : heita3

 

インディアナ州で毎年行われている

アメリカンプールの総合大会

 

『Derby City Classic』(ダービーシティクラシック)。

 

18回目となる本年度大会が昨日から始まっています。

会期は30日まで。

 

公式ホームページはこちら(英語)。

有料ライブストリーミングはこちら(英語)。

 

ナインボール、ワンポケット、

バンクプール(ナインボールバンク)という

3種目のトーナメントがある本大会。

 

栄えある総合優勝、すなわち

「Master of the Table」

称号を手にするのは誰でしょうか

(※昨年はA・パグラヤン)。

 

他にも、リングゲーム(多人数撞き)や

14-1のハイランチャレンジなど

様々なイベントがあります。

 

また、いたるところでマネーマッチが

行われていることでも知られます。

「ビリヤード漬け」になれる一週間です。

 

以下は、昨年の各部門優勝者。↓

 

 

…………

 

 

現在、既にバンクプールが始まっていますが、

 

並行して、トッププロ16名の招待マッチ、

『Bigfoot 10 Ball Invitational』

が行われています。

 

Bigfootとは、

「10フィートテーブル」を意味する言葉。

 

通常の「9フィート台」より

1フィート(約30cm)大きい

ダイヤモンドテーブルを使って競技します。

 

テーブルが大きくなる分、

シュートの難易度は上がり、

手球を動かす距離が長くなるので、

パワーやキレが求められます。

 

今年、選ばれし16名はこのメンバー:

 

S・V・ボーニング(2014年、2015年優勝)

J・バーグマン

S・ウッドワード

A・パグラヤン

J・モラ

D・アプルトン

N・フェイエン

J・ショウ

R・チナホフ

柯乗逸

D・オルコロ(2013年優勝)

C・ビアド

F・ブスタマンテ

E・レイズ

L・V・コルテッザ

 

……すごいメンバーですね。

 

トーナメント表の枠順はよくわかりませんが、

現在、1回戦の4試合が行われ、

 

コルテッザ 11-10 チナホフ

オルコロ 11-10 ビアド

パグラヤン 11-10 鄭

レイズ 11-9 アプルトン

 

となっています。

 

…………

 

Efren Reyes, 2015 All Japan
Efren Reyes, 2015 All Japan

 

61歳のレイズ、

現役バリバリのアプルトンに勝ちました。

 

アメリカのビリヤードライター、

フィル・キャペルは、この日のレイズを評して、

 

「プールの歴史上最強の60代プレイヤーに

違いない。

 

確かに10年~20年前のレイズではないが、

 

彼はいつでも時計の針を戻すことができるし、

誰にでも勝つことができる。

 

世界トップのアプルトンにもね」

 

と語っています。

 

恐らく、数ある種目の中では、

ワンポケットがレイズの一番の好物だと

思われますが、

 

10ボールでも9ボールでも、

まだまだ上に行く力があるということですね。

 

この後、ビッグフット10ボールでは、

 

フェイエン vs ボーニング

ブスタマンテ vs 柯乗逸

モラ vs ショウ

バーグマン vs ウッドワード

 

……というカードが予定されています。

 

…………

 

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