使いやすい、持ちやすい、
そしてカッコイイ。
日本製の新しいボールマーカー、
『Ultimate Ball Marker』
（アルティメット・ボール・マーカー）の
登場です。
商品について詳しくは、
ニューアートのホームページも参照ください。
Facebookページにも掲載されています。
…………
チョークの痕跡や手の脂、
ホコリ・チリなどによって、
プレー中、ボールはどんどん汚れていきます。
汚れが蓄積すると、
ミスショットに直結する
「スキッド」や「スロウ」を
引き起こす危険性があるため、
気にしながら撞いている人も多いでしょう。
BDも大会取材時に、
プレイヤーがプレー中にレフェリーに
「手球を拭いてほしい」と
リクエストをするシーンを
度々見てきました。
ポケット、キャロム、スヌーカー
全ての種目で見られる光景です。
（※レフェリーがいない試合では、
撞き手が相手に
「自分で拭いてもいいですか？」と
許可を求めたりします）
その時、レフェリーは、
ボールサイズに則した半円型の窪みのある
専用のボールマーカーか、
それがなければ、
1～2個のチョークを使って
手球位置を「マーク」して、
ボールを持ち上げて
布やグローブなどで汚れを拭き取った後、
元あった場所に戻します。
…………
『ラックシート』の製造元として知られる
『オリーブ』が製作した
この新しいアルティメットボールマーカーも、
使用シーンや使用目的は従来品と同じです。
が、
使い勝手が良いのが特徴です。
二言で言えば、
●摩耗したボールにも対応
●ラックシートに対応
具体的に見ていきましょう。
…………
従来のボールマーカーは、
半円型に窪んだ部分をボールにあてがって
使っていましたが、
その構造では、
摩耗が始まったボールに使おうとすると
わずかに隙間が生まれ、
結局「1点」でボールに接していることになり、
厳密性を欠いたマーキングになる
危険性がありました。
新しいアルティメットボールマーカーは、
上から見ると「V字型」の構造になっています。
これにより
「2点」でボールに接することができ、
より正確なマーキングが可能になりました。
摩耗したボールや
別種目のボールにも対応できます。
…………
さらに、
新しいアルティメットボールマーカーは、
横から見た時に、
このV字の部分が斜めにカットされています
（※先端部に行くにつれ薄くなっている）。
庇（ひさし）が突き出たような構造です。
こうすることで、
ブレイクショットなどで
ボールがラックシート上や
そのすぐ近くで止まってしまった時でも、
マーキングした後にボールを持ち上げ、
ラックシートを取り外しやすくなっています。
（※従来品ではマーカーがラックシートを
"踏んで”しまうため、これができませんでした）
…………
見た目から、ガラスの文鎮みたいな
重厚なものを想像するかもしれませんが、
それほど重くもなく軽すぎることもなく
ちょうどよい案配です。
また、両サイドに窪みがあって
指でつまみやすいです。
「必要は発明の母」などと言いますが、
ラックシートを作っている会社自ら、
ラックシートに対応したボールマーカーを
リリースしたというところに、
ユーザー視点ありきの設計と
ストーリー性を感じます。
実は昨年12月の
『フレクシェカップ2015』では
サンプル品がすでに実戦投入されていました。
この先、公式戦を中心に
出番が増えていくのではないでしょうか。
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BD Official Partners :
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