〈BD〉「とてもホッとしています」――"プレ国体"女子級優勝・米田理沙の談話

Risa Yoneda, Photo courtesy of Hanae
Risa Yoneda, Photo courtesy of Hanae


先週末、岩手で行われていた


『全国アマチュアビリヤード都道府県選手権大会』

(通称「プレ国体」)。

 

ポケット女子級(ナインボール)で優勝した

米田理沙選手(神奈川)の談話をお届けします。


…………


Risa Yoneda


1980年9月26日生まれ。B型・天秤座

東京都出身・神奈川県在住

スミヨシ(神奈川県川崎市)所属

2011年『第3期女流球聖位』

2010年2013年『全日本アマチュアナインボール選手権』優勝

2015年『全国アマチュアビリヤード都道府県選手権』優勝

使用キューはTAD、ブレイクキューはMEZZ


Photo courtesy of Hanae
Photo courtesy of Hanae

 

――今のお気持ちを。


「純粋に嬉しいです。


全国タイトルが久しぶりですし、

(佐原)弘子に勝ったのも久しぶりなので。


弘子には今年の

『女流球聖戦・球聖位決定戦』で

負けてますし……勝ったの、

いつ以来かな? という感じです」


――プレ国体優勝は初ですね。


「そうですね。


2013年(長崎大会)が準優勝でした。


女子アマの世界には、

全国タイトルが4つあるんですが、


これで『アマローテ』以外の3つを獲れました。

それも嬉しいですね」


――アマローテ、今月末ですね。


「今年は出ないんです(笑)。


プレ国体が、私の今年最後の

アマタイトル戦になると思います


――プレ国体は、

4ゲーム先取というショートゲーム。

緊張感が大きかったのでは?


「そうですね。


アマナインの6先とか

球聖戦の7先に比べると、

最初から余裕がない感じはあります。


相手に先に2点取られると焦ります。


でも、相手によってはショートの方が

チャンスがあるなと思う時もありますよ」


――ベスト8で強敵の一人、

小西さみあ選手と当たりました。


「『相手にプレッシャーを掛けられるような

球を撞きたい』というのが

今大会でのテーマだったんですが、


それが達成できたかなと

自分では思っています。


向こうがミスした後のちょっと渋い配置を

きっちり入れてきっちり出せた。


そうすることが

相手にはプレッシャーになるかもしれないと、


撞く前にそこまで意識してから撞けた。

そこが良かったです」


――ファイナルの相手は、

これまでに何度も対戦している

佐原弘子・現女流球聖でした。


「1点目を取った時に

やっと普通に撞けた感じがしました。


そこまでも

悪くはなかったと思うんですけど、


自分的にはふわふわっとしていたというか、

まあ、ちびりながら撞いてたんです。


でも、ファイナルで1点入れた時に、

『そうそう、こういう球が撞きたかった』

と合点がいって。


その時に、『あ、これ、行ける』

みたいな予感が走りました。


その後、私がセーフティミスをしちゃって、

弘子に一気に

3点持って行かれましたけど(笑)。


でも、最後まで粘れて

勝てたという感じでしたね。


最後のハイボールの取り切りも

緊張感はありましたけど、

失敗するかもとかは思わなかった。

 

冷静でしたし、丁寧に行けました」


――今年、米田選手は

スリークッション(3C)をやってみたり、

色々とチャレンジしていましたね。


「自分でもなぜかわからないんですが、

今年に入ってからモチベーションが高いです。


『がんばっちゃおっかな』みたいな(笑)。


よく『3Cをやるとポケットに役立つよ』

みたいな話があるじゃないですか、


それで、今年の春にやってみるかなと」


――実際にやってみて、どうでした?


「腕前はまだまだですけど、

役に立った部分はあります。


ありますけど、

それというのは、ポケットの上級者なら

知ってて当然なことかもしれないです。


私には基礎的な知識が抜けていて、

3Cをやることによって、

改めてそこに気付かされたというような。


まだ、3Cならではの知識や技術を

ポケットに応用できるような段階じゃないです。


むしろ、新しい知識がドバっと入ってきたので、

混乱してしまった部分もあります(笑)。


でも、3Cをやって良かったと思ってます」


――いいですね、前向きな姿勢で。


この1年は練習時間も増えましたし、

積極的に取り組んできていたつもりです。


以前から教えていただいている

早瀬優治プロ(JPBA)だけでなく、


最近は片岡紳プロ(JPBF)にも

教えていただいたりしてます。


両プロともポケット・キャロムという

種目の別なく、私によく教えてくださいますし、


そういうものが、自分の中で

上手く融合でき始めている気がします。


それだけに、なかなか結果が出なくて

少し自信喪失に陥りかけてましたし、

焦りもありました。


だから、今、とてもホッとしています(笑)」


(了)

 

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