2015年

10月

11日

〈BD〉「『球を撞きに行く』をまた達成できました」――北陸オープン優勝・栗林美幸の談話

Miyuki Kuribayashi  Photo : Akira Takata
Miyuki Kuribayashi Photo : Akira Takata


先週末のJPBAプロ公式戦、


『北陸オープン』(女子の部)で優勝した

栗林美幸プロの談話をお届けします。


9月の『東海レディースグランプリ』に続く

2戦連続の優勝となりました。


…………


Miyuki Kuribayashi:

JPBA37期生

1979年1月13日生

香川県出身・東京都在住

『ジャパンオープン』連覇

『関西オープン』3連覇(通算4勝)

『東海グランプリ』2勝

『北陸オープン』2勝

他、優勝・上位入賞多数

2013年後半に産休からトーナメント活動に復帰

使用キューは、MEZZ / EXCEED


Result(決勝ラウンド・ベスト16から)

7-4 呉芷婷

7-3 野内麻聖美

7-6 Chen

7-2 夕川景子


…………


 

――今のお気持ちを。


「嬉しいですね。


東海で優勝した時の取材で、


『(次の試合も)勝ちに行くんじゃなくて、

球を撞きに行きたい』


と、言いましたよね。


それが達成できました」


――栗林プロも大会中は体調が悪かったそうで。


「大会前から悪かったので、

薬を飲んだり、医者にかかったりして

ごまかしごまかしやってましたが、


土曜日(大会初日)は

朝起きたら全然声が出ませんでした。

喉も痛くて。


『これはやってしまった!』と(苦笑)。


でも、試合中は気を張ってたんで、

しんどいとも思わなかったです。


大井(直幸)プロの談話を読みましたが、


立っていられないほどの病気は別として、

風邪程度なら、

私も体調はプレーに直接影響はないと思いますし、


そういう部分を周りに見せたいとも思いません。

バレてましたけど」


――大会初日(予選)のプレーは?


「色々なコンディションのテーブルがあり、

それに合わせながらなんとかという感じでした。


2試合目で呉芷婷(2013年大会優勝)と

当たりましたが、


前半、私が2回失敗したら、

もうノーチャンスでした(0-6の敗戦)。

『そうだろうな』と」


――やはり呉は強いですか。


「はい、強いのはわかってます。

親交もありますし、

2人で練習をしたこともあります。

それは今年のジャパンオープンの前です。


彼女は球に対して真面目だし。一生懸命。

すごく良い練習になりました。

こっちが失敗したらすぐ負ける相手なので」


――初日の最終戦(ベスト16)で呉と再戦。


「その試合は、会場の中の

難しいテーブルでやったので、

それが良かったのかもしれません。

穴幅も狭くて、ラシャも重たい感じで。


今度は自分はあまり失敗せず、

向こうにはミスが出た。

9番ミスもありました。


終盤は彼女にいい球を回さずに

プレー出来たと思います」


――2日目(ベスト8~)は?


「ベスト8はシュートミスはなくて、

ブレイクスクラッチぐらいだったかな。

朝イチの割には良かったですね。


準決勝の相手は

今年のアジアジュニアチャンピオンでした

(台湾の陳佳樺)。


いきなり0-4にされましたが、

そこからネチネチ粘れて。

粘ったら、向こうも少しおかしくなって

くれた感じです。


ヒルヒルになって、

最後の1番からの取り切りは緊張しましたね。


『ちゃんと考えろ考えろ』

と思ってやってるのに、

手球はへんな所に行くという……(笑)。


なんとかガッツで取れました。


でも、あの選手はすぐに

もっともっと上手く強くなりますよ。


だって今14歳ですよ!(笑)


既にもう、ストロークとかタッチとか

手球の捉え方が本当に素晴らしいです。


そして、取り切り態勢に入ったら、

基本的に球は外さないですね」


――決勝戦はスタートダッシュが

決まったようですね。


「マスワリ3連発スタートだったのかな。


5-0まで先行できたので、気持ち的には楽でした。


楽だったけど、

すぐ追い付かれる覚悟もしてました。


私のミスから夕川プロが取り切って

マスワリ3連発ということも当然ありますから。


今回は夕川プロがらしからぬミスを

してくれたので、

ああいう結果(7-2)になりましたが、


最後に回ってきた8番が自信のない球だったので、

身体は動いてたと思います(苦笑)。


『入ってくれた』という感じでした」


――今回は9試合しましたが、

どの試合でも、

「球を撞きに行けた」のでしょうか?


「そうですね。


……いや、ベスト4だけは緊張もしたし、

ちょっとだけ違ったかな。

焦りもありました」


――東海に続く2戦連続優勝については?


「どうということはないですよ。


どの試合も優勝しに行っているので

今回も勝てたことが嬉しい。それだけです。


特別なことをしている訳ではないですし、

練習量が増えた訳でもありません。


考え方を見直したというか、

腐った考え方を反省しただけですから。


回りのみんなは調子良いねっていう風に言いますが、

ちょっとそれは自分の中では違っています。


『流れが今来てるのかな』っていうぐらいです。


勝負は時の運なので、

チャンスがある時には勝っておかないと。


この流れを出来る限り

引き付けていられたらと思います」


――流れをもっと引き付けておくためには?


「今回も、『もっとこうしなきゃな』

という部分が見えてきたんで。

そこに取り組みたいですね。


技術的にもメンタル的にも課題が出てきた。


単純にもっと上手くならないとダメだと思ったし、


今回は弱虫な自分が出てきて、

逃げの選択をしてしまいそう……いや、

実際に逃げた時もありました。


でも、反対に強い自分も出せていました。


相手のミスを期待する姿勢ではなく、

『対・球』で試合ができたと思うので、


そこは変えずに、

次もまた『球を撞きに』行ってきます」


(了)

 

…………

 

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