〈BD〉世界最高額、1860万円のキュー、売れました


贅の限りを尽くした装飾と材料によって、


あるいは、歴史的価値や稀少性によって。


数百万円するものも珍しくはない

「1点もののカスタムキュー」。


その究極、いや、

極北と言っていいあるキューが

「遂に売れた」というニュースが、


アメリカのビリヤードサイト、

AZ Billiardsに掲載されていました。


…………


そのキューとは、


アメリカのMcDermott(マクダモット)社

1992年に製作した「Intimidator」。


日本語で「威嚇する者」という名を持つ

このキューは、4.3kgの鋼鉄製。


元となる材料は37kgの鋼鉄だったそうです。


人の手で77日をかけて

切削・彫刻・エッチングが行われ、

210を越えるインレイが施されました。


黒曜石(キュー尻)や

24金という高価な材料も

ふんだんに使われています。


BDは10年ぐらい前にこのキューを

アメリカのビリヤード誌かなにかで

見た記憶があります。


つ、遂に、売れたのですね。



スルーしようにも、

目立ちすぎるぐらい目立っていて

スルーできない特徴が

斧のような大小4つのブレード(刃)。


紹介文には、

「テーブルをズタズタに切り裂くことも可能です」

というウソかホントかわからない惹句が

踊っており、


もはや武具風なキューを作りたかったのか

キュー風な武具を作りたかったのか、

真意がはかりかねますが、


十分に威嚇効果はありそうです。


マクダモット社がはっきりと

「世界最高額のキュー」と謳うこのキュー。


15万ドルで購入した人物の素性は

明かされてはいませんが、


プレーする時には

自分を切り裂かないよう、

注意していただきたいものです。


それと、預けキューラックにも

入らないと思われます。


マクダモット社は

1点もののカスタムキューを

作る会社というよりは、

バリバリのプロダクト(量産)

キューメーカーですが、


さすがにこのキューの量産化計画は

ないでしょう。


……が、


同社ホームページのこのページを見る限り、↓



しれっとレギュラーアイテムと同列に

並べちゃうという遊び心がある

会社のようですので、


最高額とイマジネーションを

更新するキューを作ってくれることを

切に願っています。


…………

 

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