2015年

4月

28日

〈BD〉「あの4-10コンビは……」――GPW-2優勝・大井直幸の談話

大井直幸(Naoyuki Oi) ※北海道オープン時
大井直幸(Naoyuki Oi) ※北海道オープン時


日曜日の『グランプリウェスト第2戦』

(GPW-2。西日本男子プロツアー)で

優勝した大井直幸プロ。


……の、談話をお届けします。


BDの談話取材もテンプレ化されつつあり、

また、頻繁に優勝する大井プロですので、


今回はいつもと趣向を変えて、

決勝戦の中のワンシーンをフィーチャー。


そう、

「あの最後の4-10コンビの形は、

意図的に作ったのか?」


に焦点を当てて聞いてみました。


…………


Naoyuki Oi

 

JPBA40期生

1983年1月10日生 東京都出身・大阪府在住

JPBA年間ランキング1位・3回('06年、'12年、'14年)

『ナインボール世界選手権』3位

『全日本選手権』準優勝1回

『全日本ローテーション』優勝2回

『北陸オープン』優勝4回

『北海道オープン』優勝2回

他、優勝・入賞多数


今大会ベスト16から

Best 16 7-3 吉岡正登

Best 8 7-0 竹中寛

Semi. F 7-3 鳥井孝義アマ

Final 7-6 川端聡 


…………


【参考レイアウト・大井プロの上がり際】


6-6で迎えた第13ゲーム。


大井プロ、手球フリーで1番を入れて

2番へはこんなラインでポジション。


4番10番がトラブル。↓



…………


2番を入れつつ、

手球で4番に触りに行く。


4番10番の並びが入れ替わった

(意図的に入れ替えた?)。↓



…………


3番を遠いコーナーに入れて……。↓



…………


4-10コンビを決めて勝負あり!↓

 


…………

 

――いきなり核心ですが、

最後のあの4-10コンビは、

意図的にあの形を作りに行ったのでしょうか?


「うーん。それは教えられないなぁ。

企業秘密だから(笑)」


――そこをなんとか。


「いやいや、冗談冗談(笑)。


あれはね、4番の左側にもっと薄く当てて、

長クッション際に動かして、

4番を単独で入れられるようにしたかったんですよ。


ほんとわずかに『チッ』て当てる感じでね。


それがあんな感じで

結構しっかり当たってしまって、

4-10コンビの形になっちゃった。


実はショックだった(笑)。

だって、あのコンビ、難しいもん(笑)」


――では、4-10コンビの形ができて

「ラッキー!」じゃなかった?


「全然(笑)」


――てっきり、

コンビの形を作りに行ったと思ってました。


「作ることまでは考えてなかったんですよねぇ。

 

今となったら、作ることを

考えてた風な方がカッコ良かったよね(笑)」


――コンビの形になることも"想定内"ではあった?


「えーっと……、


4番だけで入れられる形にすることが一番の目的で、


それ以外の形になってしまう可能性も

いくらでもあるんだけど、

撞く前に全部を深く考えていた訳ではないかな。

成功率とかも考えてなかったし。


あれ(4番に手球を狙い通りの当て方で当てること)は、

とても難しいし、厚みが1mm違っただけで、

全然違う形になっちゃうんでね。


4番が動きすぎて3番を隠すまであるから。

あの場面ではそれが一番イヤでしたね。


でも、あの時の自分の気持ちは前向きで、


『"チッ"て薄く当てたら、絶対3番は隠れない。

見える!』って信じて撞きました。


そしたら、4-10コンビの形になっちゃった。

……ということです。


だからまあ、心境的には、

 

『与えられた配置でベストを尽くす』

的な感じで、

 

『ベストを尽くした結果、

予期しない形になっても仕方ない』

系な感じ、


……ですよ(笑)」


――なるほど。


「で、3番が見える形になったのは狙い通り。

4-10コンビになったのはショック、と(笑)。


ああいう形のコンビはかなり難しくて、

これまで何度も適当に撞いて外してきてるから、

今回は相当マジメに狙いましたよ。


あのコンビを撞く時は腹がくくれていましたね。

 

というか、あのファイナルは、

何度も『負けたな』と思う時があったけど、

それでも自分に番が回って来ていたから、

あのコンビの前から腹はくくれてました」


――あのファイナル、ミスもいくつかあって、

身体が重いのかなと思うところもあったんですが。


「反対かなー。良すぎたんですよ、序盤が。


序盤で難しい球が立て続けにいくつか

入ってしまって、


『行けるんじゃないか!?』って

余裕こいたらぶっ壊れたんですよ(笑)。


それまで、ベスト16、8、準決勝、と

良い状態で撞けていましたね。


吉岡プロや竹中プロという、

よく負けてきてる2人にも勝てたしね。


川端プロとは、

自分の方が相性が良いというのもあって、

決勝戦は序盤で調子に乗ってしまって、

それで壊れましたね(笑)」


――それでも、勝った。今年2勝目です。


「いやいや……いつまで勝てるかなんて、

誰にもわからないですよ。


でも、今はポケットビリヤードを

よく練習していて……やっぱり違いますね。


気持ち的にはチャイニーズ8ボールも

もっと撞きたいけどね。


だから……

『引き続きどっちも頑張ります!』です」


…………


大井プロの次の試合は、


大阪『玉出ビリヤードACE』で

5/17(日)開催予定の、


『グランプリウェスト第3戦』です。

 

…………

 

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