〈BD〉第1回中国式8ボール世界選手権、アプルトン優勝! 参戦した日本のアマ選手に聞く現地の雰囲気とは

Darren Appleton
Darren Appleton
アプルトン、勝利まであと2球!
アプルトン、勝利まであと2球!

 

中国で開催されていた

 

『第1回中国式エイトボール世界選手権』

(2015 China Pool World Championship)。


男子は、プールのトッププロ、

D・アプルトンが、


スヌーカーのトップ選手、

M・セルビーを21-19で破って、

 

見事初代チャンピオンに輝きました。


この2人はかつて、

イングリッシュエイトボールの

世界選手権でも対戦していたようですね。


両名とも、

中国式エイトボール

(チャイニーズ8ボール)を

やり続けてきたプレイヤーではありませんが

(特にセルビーは「初」らしいですが)、

 

このテーブルやラシャ、

そしてエイトボールという競技への

慣れや対応力があるということでしょう。


また、女子は、

ファイナルで中国勢対決を制した

白鴿(Bai Ge)選手が優勝しています。


…………

 

男子ファイナルのネットライブを

観ていましたが、


今回の現地予選に参加していた

大井直幸プロ(JPBA)が

以前、BDのインタビューに応えて

言っていたように、


「ゲームにストーリーがあり、

難しいから目が離せない」

種目であると感じました。


今回、日本から多くのプロ・アマが

現地予選に参加しましたが、

残念ながら全員本戦出場は叶わず。


しかし、チャイニーズ8ボールが、

今後も毎回こういった規模で

開催されるとなれば、


撞きたい、行きたい、観たい

……という人が

さらに増えるかもしれません。


…………


さて。


今大会の雰囲気は

どのようなものだったのか。


現地予選に参戦した

日本のアマ選手の一人である、


木内敏毅選手

(千葉『スピリット1』代表)から


写真をお借りしましたので、

早速ご紹介します。談話もあります。


(※写真の大半は木内選手の

Facebookで掲載済みのものです)。


…………

 

 

会場最寄りの、

中国新幹線の『玉山南』駅。

外壁に大きな宣伝幕がかかる。

 

…………

 

 

丸い外観のスペースが、

「ホテルの特設会場」。

木内選手はここでプレー。

 

…………

 

 

「ホテルの特設会場」の内部。

 

…………

 

 

ホテルの特設会場で、

アメリカのM・エバリーと一緒に。

 

…………

 

 

もう一つの会場は、

 

学校の体育館を改修した

「スタジアム」と呼ばれる場所。


こちらでも日本人選手が戦っていた。


ここは大会本戦の開催場所でもある。

 

…………

 

 

 

「前夜祭」が行われた

劇場風の建物の入口。

ミスコンの方々がお出迎え。

 

…………

 

 

「前夜祭」では地元の有力者が

登壇してスピーチをしたり、

演舞などが披露された。

 

…………

 

 

「晩餐会」にて、

C・メリングやJ・リーなど有名選手と一緒に。

 

日本の福田豊選手、佐原弘子選手、

丸岡良輔選手の顔も見える。

 

予選どまりの人も本戦出場の人も、

 

皆でフルコースの食事を楽しむ。

 

…………

 

 

スヌーカーのトッププレイヤー

N・ロバートソンと一緒に。

 

…………

 

 

『スピリット1』所属の

佐原弘子・女流球聖と。

 

…………

 

 

プレイヤーIDも立派なもの。

 

…………

 

帰国した木内選手から

談話もいただきましたので以下に。

 

木内選手談話:


「とにかく全てが桁違いでした。


異様な熱気があって、

大会そのもののスケールも

お金の掛け方も初めて見るレベル。


日本では観られない光景でしたし、

アメリカでもあんな感じの所はなかったです。


玉山という場所は田舎ではなく、

ちゃんとした大きな街だったんですが、

街全体で盛り上がってる感じでした。


市長がビリヤード好きだということで、

大会に非常に力を入れていて、

それがすごくよくわかりました。


たぶんビリヤードはしてないだろう

と思われる一般の街の人たちも、

ものすごくプレイヤーや大会に

関心が高かったですね。


我々も、

この大会に出ている選手というだけで

一般の人に写真に撮られたぐらい(笑)。


前夜祭にパン・シャオティン

(※中国女子ビリヤード界を代表する選手。

芸能活動もしている)が出てきた時は、

それはもうすごい声援でした。


大会の観戦チケットは日本円で

1万円オーバーするぐらい高かったんですが、


聞けば「一日券」ではなく、

「一試合券」だったようで、

入れ替え制みたいでした。


それでも完売していたという話ですから、

驚きますよね。


我々のプレイヤーIDは高値で売れるよ

なんて話もありました(笑)。


試合そのものについては、


やっぱりこのチャイニーズ8の

テーブルを熟知して、

以前から慣れ親しんでる人じゃないと

戦えないなと感じました。


私の見た限りですと、

中国選手とモンゴルの選手が強かったですね。


……このテーブル、欲しいですね(笑)」


…………

 

木内選手、ありがとうございました。


…………

 

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