2014年

12月

08日

〈BD〉41歳の今、なぜプロに? JPBAプロテスト合格・東出章宏選手に聞いてみた。


もう5日前になりますが、


12月3日(水)は、

JPBAが年2回実施している

「プロテスト」の日でした。


今回は、

東出章宏(北海道支部)

坂本晃一(関東支部)

正崎洋行(九州支部)


という男子3名が合格しています。


(正崎選手は今月23歳。

最年少プロとして将来が嘱望されます。

イケメンですし)。


…………


北海道の東出選手には、

BDも近年、北海道を訪れた際に

色々とお世話になっていたんですが、


プロ入りする意志があることなど

確認したことすらなかったので

とても驚きました。


「41歳の今、なぜプロに???」


そんな疑問をストレートにぶつけてみました。


東出選手の談話を以下にお届けします。


身体もおっきくて、コワモテな感じのする

東出選手ですが、


BDには、大きな声でよく笑う、

ビリヤードが大好きで、

接客(飲食業)がめっちゃ上手い

お兄さんという印象です。


…………


Akihiro Higashide


1972年12月27日生

2015年1月1日よりJPBA49期生

ビリヤード歴:約15年

札幌VIVA POOL所属

アマ時代、北海道チーム(HPBA)の一員として

『都道府県対抗』出場3回

GPE(グランプリイースト)北海道予選

約20回出場、本戦出場3回


※プレー写真2点はOn the hill !提供



――いきなり本題ですが、なぜ今、

プロになろうと思ったんでしょうか。


「自分は北海道にいるんですが、


北海道のビリヤード業界の現状は

決して良いものではなく、

言ってしまえば冷えてきていると感じます。


道内には10人ぐらいJPBAプロの方がいますが、

満足にトーナメント活動ができているプロは

多くはありません。


自分も長年ビリヤードをやってきて、

業界にも多少関わるようになってきた中で、


何かしないともっとダメになってしまうのでは、

という危機感が芽生えてきました。


僕なんかにできることは少ないですが、

プロとして責任ある立場で試合に出たり、

他地域の方々と交流を深めていくなど、


地道な活動を個人レベルからやっていくことで、

何かが見えてくるんじゃないかという思いが

ありました。


偉そうですけど、北海道ビリヤード界の

活性化の一端を担えれば良いなと思っています」


――それはアマのままではできないんでしょうか?


「アマでもできる人はできるんだと思います。


でも、自分はプロになって、

責任感を抱えてやった方が、

きっちりと活動できると思ったんです。


年齢的には、せめてもうちょっと前に

プロになっていれば良かったんでしょうが(笑)、


それはもう、自分の仕事(飲食業)との

兼ね合いもあったし、

今更言っても仕方ないことですよね。


自分の中では、昨年(2013年)1年間は、

大会に全然出られなくて、


むしろ、ビリヤードへの気持ちや考えというものを

冷静に再確認できる期間になりました。


それが今回のプロ入りを決心したことに

繋がっています」


――プレイヤーとしての成長も

視野に入れた上でのプロ入りですか?


「はい、そうです。


最近は鳴海大蔵プロのお店

(札幌市『VIVA POOL』)で

よく撞くようになっているんですけど、


アマのフィールドより

もう一段階上の世界で撞きたいというか、

プレイヤーとしても成長したいという気持ちが

どんどん強くなってきました。


甘えられない世界を見てみたい。

言い訳のできない世界に行ってみたい。


いちプレイヤーとして

そういう思いがありました。


それはやっぱり

GPE(グランプリイースト。

東日本プロツアーのこと)の

北海道予選に何度も出てきて、


そして、3回ほど予選を通って、

関東での本戦を経験できたことが

大きいですね。


GPEは独特の緊張感もあって

本当にいい大会だなと思いますし、


『プロの舞台』っていう感じがすごくします。


北海道のいちアマとしても

最高にモチベーションの上がる大会ですね」


――東出さんは本業が別にありますよね。

それはそのままやっていくのですね?


「はい、自分は札幌のすすきので

飲食店をやってます。


飲食業界歴を言うと20年ぐらいですかね。


なので、仕事の都合があるので、


GPEの北海道予選を除くと、

どれだけ他地域のオープン戦に出られるかは

まだわからないです。


全部は厳しいかもしれない。


でも、できる限り遠征に行きたいと

思っていますし、


出掛けて行った先で色々な人に会ったり、

ご当地ビリヤード事情を勉強させてもらえたら

と思っています。


そういった経験を

北海道に持ち帰りたいと思っています」


――ちなみに、

プロテストの実技種目のボーラード。

普段はそんなに撞いてないと思いますが、

いかがでしたか?


(※3ゲーム合計で630点以上で合格。

最高900点。

1ゲーム平均210点以上を取れば良い計算)


「はい、普段はあまりやってないですね、

ボウラードは。


プロテスト前日にやってみたら

(1ゲームで)140点ぐらいしか取れなくて、


『これはマズイ』なんて言ってたんですが(笑)、


本番は運良くなんとかなりました(笑)

(781点で合格)」


――2015年1月からプロとしての活動が

始まります。その時点で42歳ですね。


「そうですね、年齢のことで

色々言われるかもしれないけど、


そういう年からでも

チャレンジできるということを

証明したいという気持ちもあります。


やっぱり年数を経てくると、

プレイヤーにだけ集中できる人は

限られてくるじゃないですか。


みんな仕事とか色々なものがあるし。


でも、僕のような別の仕事がある普通の人でも

なんとか活動していけるんだということを、

感じてもらえるような存在になりたいですね。


なんとか頑張れるんだぞ、と。


それと、ビリヤードは何歳になっても楽しめる

競技だということも大きいです。


大人になってからも始められるし、

上達だってできる。

それはとても大きな魅力ですよね。


僕はなんとかしてプロ活動を続けられるよう、

一生懸命、活動時間を作り出すところから

始めていきたいと思います。


アマ時代からお世話になっている皆さん、

改めてよろしくお願いします!」


…………


その心意気に敬意を。


2015年、大型(!)新人のデビューです。


…………


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