〈BD〉湯山プロのキュー切れショー。「引きのスイッチバック」

湯山功
湯山功

 

8月も今日が最終日。

 

この週末は

『兵庫オープン』が行われています。

 

場所は『ニッケパークタウン』特設会場です。

 

今日(31日)、

決勝ラウンド(ベスト32~)が行われます。

 

昨日は予選が行われていて、

トッププロ達が続々と勝ち上がっていましたね。

 

※決勝ラウンド進出者はこちらから。

 

優勝争い、熾烈なものとなりそうです。

 

…………

 

さて。

 

兵庫オープンとは関係ないのですが、

 

ここで目が覚めるような映像を一つ。

 

湯山功プロの『キュー切れショー』から

「引きのスイッチバック」をお届けします。

 

(※8/17 Summer Billiards Partyにて撮影)

 

 

この配置で、

1番を入れて2番に手球を出すならどーする???

 

ジャマな球がたくさんあるけれど、

どうやったら当てずに出せる?

 

……というシチュエーションです

(こんな配置、現実的にはありえないでしょ!

というツッコミはおいといて)。

 

湯山プロが魅せたショットは、

 

「ワンクッションからの強引な引き戻しカーブ」

でした。

 

BDは勝手に「スイッチバック」と名付けました。

 

前回紹介した「ジャンプ&急停止」もそうですが、

 

このショットも、

「キューを効かせて手球をいっぱい走らせる」という

普通のキュー切れショットではなく、

 

手球が前方向に行こうとする力を、

強烈なスピンで一気に減衰(変化)させている

タイプのショットですね。

 

手球の、「え、物理法則ってなんだっけ?」

と言わんばかりの

このすっとぼけた動きがたまらない……。

 

これ、ナマで観たら声が出ます。笑います。

 

湯山プロ談話:

 

「これは狙ったポジションに

完璧に出てますね。

 

撞点は『下』だけです。

 

障害ボールを避けるため、

第1クッションから手球を前に走らせる

距離に気を付けてます。

 

テーブルコンデイション次第で

かなり違う結果になる為、

 

いかに狙ったポイントからドローの

効果を出し始めるかという部分が肝心です。

 

キュー切れよりコントロールが大切な

ショットです」

 

…………

 

何度観ても信じられない動きだ……。

 

…………

 

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