2014年

8月

01日

〈BD〉新型ラックシート『タートルラックシート』登場! 製造元に聞いてみた!

 

10日前に閉幕した『ジャパンオープン』

 

『ニューピアホール特設会場』で

ナマで観戦した方や、

 

ライブ映像で観た方の中には、

すでにお気付きの方がいたと思いますが、

 

今回の特設会場では、

新しいラックシートが採用されていました。

 

それがこの

『タートルラックシート』です。

 

8月から一般販売が始まります。

 

この新型ラックシートの詳細は

NewArtのホームページでご確認下さい。

こちらから。

 

このタートルラックシート一つで、

ナインボール、ボーラード、テンボールの

ラックを組むことができます。

 

製造元は、

『シングルラックシート』

『マルチラックシート』

『フルラックシート』という、

 

皆さんが日常的に使っているであろう

各種ラックシートを作っている

『オリーブ』さん。

 

左から、「シングル」「マルチ」「フル」
左から、「シングル」「マルチ」「フル」

 

従来品は上の写真のように、

菱型や三角形のデザインでしたが、

 

新しいタートルラックシートは、

円と線を組み合わせた、

かなり特徴的なデザインになっています。

 

もちろんこの形状には意味があります。

 

「円形にすることによりシート上にある

ボールの確認がしやすくなりました。

 

他にも、ラックシート上にボールが

乗る確率が従来品より低減されていますし、

 

シートの厚さを125ミクロンにし、

耐久性や組みやすさを向上しています」

(オリーブ)

 

さらに、

 

「従来品より素早く正確に組みやすい」、

「ランダムな割れ方を実現する構造」、

「新品のボールから誤差-1mmまでの

劣化したボールにも対応」

 

……といった特徴があるとのことです。

 

実際にジャパンオープンで

このラックシートを使ったある日本のプロは、

 

「ラックの立ち具合も問題なかったですし、

 

ボールにかかる部分が少ないので、

以前よりトラブルがおきにくいと思います。

 

少なくとも僕は使っていて

何も問題はなかったです」

 

と教えてくれました。

 

 

余談ですが、

 

ジャパンオープンで使われた

タートルラックシートには、

 

特別に「JAPAN OPEN」という銘が

入れられていました(写真上)。

 

一般販売分には、

「Turtle rack sheet」と入っています。

 

 

ここでBDが知りたかったことを

改めてオリーブさんに伺いました。

 

Q : ラックシートを

いつから作っているんですか?

 

A :  2007年3月に考案し、

 

それから1年5ヶ月かけて

製作とランニングテストを実施。

 

販売開始は2008年8月です。

 

(シングルラックシート&

マルチラックシートともに)

 

もう6年にもなるんですか。

 

そもそも、6年前の初期モデルは

どのようにして生まれたのでしょうか?

 

「販売開始に至るまでの期間は、

1年間で60枚に及ぶ試作品を作成していました。

 

大きな問題は、

 

『ビリヤード場にはほどんど新品のボールがない』

ことでした。

 

初めの試作品は、新品のボールを使えば

球同士が密着したラックが組めましたが、

 

ビリヤード場に行ってお店のボールで

ラックを組んだら全く並ばなかった。

 

この時のショックは今でも記憶にあります。

 

作るからには最大1mm摩耗したボールにまで

対応できるラックシートを目標とし、

 

何十回も試作品を作ってテストを繰り返しました。

 

また、毎回同じ様に割れるのではなく、

ランダムに割れる偶発性を生み出せるように、

 

ボール同士の密着状態には

影響しない範囲で調整を重ねました。

 

最後の仕上げは、

飛び込みのお店も含めて15軒のビリヤード場での

2ヶ月間のランニングテストでした。

 

そこでご指摘頂いた課題を改善して、

2008年8月に販売開始しました。

 

(※15個のボールに対応した

フルラックシートは約1年後に販売開始)

 

そして、それから6年経った今年8月、

新製品のタートルラックシートを一般販売します。

 

これまでのラックシートユーザーの方々には

御礼を申し上げますとともに、

 

全く違う形状となった

新型ラックシートをご体感願えれば幸いです」

 

…………

 

BDも初めて知るエピソードばかりで、

興味深く伺いました。

 

そう、ビリヤードのボールは

使っている内に摩耗していくのです。

 

そのことはわかっていましたが、

 

ラックシートを作る側にとっては、

これが非常に厄介な問題で、

 

そこに対応できるかどうかが肝心なのですね

(考えてみれば当たり前ですが)。

 

一つのラックシートで、

新品のボールでも摩耗したボールでも同じように、

球同士が密着したラックが組めるか。

 

そこで技術とノウハウが求められる訳です。

 

そんなミクロン単位で精密に作られている

オリーブ製のラックシートは、

 

今やすっかり国内外で定着した

「Made in Japan」のビリヤード用品です。

 

新型のタートルラックシートを

ぜひ体験してみて下さい。

 

…………

 

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