〈BD〉「これでまた頑張れる」――GPW-2優勝・川端聡の談話

川端聡(JPBA) ※昨年末の『フレクシェカップ』時
川端聡(JPBA) ※昨年末の『フレクシェカップ』時

 

週末の『GPW-1』で優勝した

川端聡プロ(JPBA)の

 

談話が入りましたのでご紹介。

 

…………

 

Satoshi Kawabata

 

2006年アジア大会エイトボール

金メダリスト

2000年ジャパンオープン優勝

JPBA年間ランキング1位3回

 

 

――おめでとうございます。

今のお気持ちは?

 

「やっぱり応援してくれてるみんなが

喜んでくれているのが嬉しいですね」

 

――去年も一昨年も、

早い時期にGPWで勝っています。

 

「そうそう。GPW-1かな。

 

1年に1回ぐらいは

勝たせてもらっています(笑)」

 

――スピーディーなランアウトが多く、

らしさが出ていたように思えました。

 

「自分的にはごまかしながら

撞いているんですけどね。

 

やっぱり身体にも気持ちにも

弱いところが年とともに出てきているせいか、

理想とはかけ離れてるんですよ。

 

でも、練習はしているし、

一生懸命やっていたことは間違いないです」

 

――そうはいってもさすがの

ダイナマイトレフティーぶりでした。

 

「ブレイクが良かったからね。

それで良い配置が多かったから

取れたんでしょう。

 

ブレイクだけは100点満点。

それ以外は60点。平均して80点かな?(笑)」

 

――セミ・ファイナルでは

近年勝ちまくっている大井直幸プロと

当たりました。

 

「ナオはまだ腰が治ってないから

大変そうでしたね。

 

ちゃんと練習もできてないようだし。

 

会場で見る彼の姿は

全然僕よりおじーちゃんでしたよ(笑)。

 

彼はたくさん撞き込んで

調子を維持するタイプ。

 

今は大変だろうけど、

養生してもらいたいですね」

 

――そして、翌日の

『全日本ローテーション』は、ベスト8で

優勝した田中雅明プロに敗れました。

 

「序盤、僕が一発調子こいてミスして、

そこから田中プロに上手いことやられました。

 

彼も我慢しながら撞いている所が

あったんですが、さすがの巧さでした。

 

そこで負けちゃった僕は、

2年連続、決勝戦のレフェリーを

やっておきました(笑)」

 

――2日間で優勝と5位タイ。

まずまずの兵庫遠征になったのでは?

 

「そうですね。

 

色々なものがプラスになって

帰って来られました。

 

特に大きいのは、

応援して下さってる人達から、

言葉や思いを改めてたくさんもらえたこと。

 

これでまた頑張れるなとか、

ここからまだできるなとか。

 

気持ちの面で得るものが多かったです」

 

…………

 

今年一年、

さらなる爆発を期待しています。

 

 

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