〈BD〉レイズのボークラインも見られる! 寄稿:球バカ日誌 in BD「異種目8」

 

ブログ『球バカ日誌』主宰の

「鮫」さんからの寄稿です。

 

今回はぜひ「お気に入りに登録」や

「後で読む」をして下さい。

 

ポケットビリヤードの海外トッププロ達の

意外な姿が観れますよ!

 

試合映像が多いので

時間がある時にチェックで!

 

(※この寄稿シリーズの過去記事はこちら

 

…………

 

こんにちは、鮫です(^^ゞ

 

世界にはポケットビリヤード(プール)

だけではなく、

様々なキュースポーツがありますよね。

 

スヌーカーだったり、キャロムだったり、

ロシアンビリヤードだったり。

 

今回の“8”(エイト)は、

『異種8』と題して、

 

そんな異種目に挑戦するプール・プレイヤーたちを

ピックアップしていきたいと思います。

 

(※試合映像が多いので、

カッコ内に見所を表示し、

注釈を入れてみました)

 

それでは、行ってみましょ~。

 

…………

 

【1】アレックス・パグラヤンのスヌーカー(3:35辺り)

 

あのパグやんが

スヌーカーをプレーしています。

 

そして、なんと134点という

ビッグブレイクを叩き出しています。

 

本職のプレイヤーでも

センチュリー(100点以上)は難しいのに……。

 

実はパグやん、

スヌーカーのカナダチャンピオン

(2011、12年連覇)なんですね。

 

この動画も、

カナダ選手権(2012年)からのワンシーンです。

 

…………

 

【2】コーリー・デュエルのスヌーカー

 

試合の映像ではありませんが、

デュエルがスヌーカーのレクチャーを受けています。

 

デュエルも2013年のアメリカチャンピオンで、

 

上位の試合

(IBSF World Snooker Championship)への

出場権を獲得しました。

 

同大会はラトビアで開催され、

そのときに受けたレッスンの模様だと思われます。

 

…………

 

【3】オリバー・オートマンのスヌーカー(3:20辺り)

 

ドイツの強豪、

オートマンもスヌーカーに挑戦しています。

 

こちらもパグやん同様に、

75点でトータルクリアランス(マスワリ)。

 

残り球さえあれば、

もっと伸びていたかもしれませんね。

 

ちなみに、

こちらは'99年にオーストラリアで開催された

『リンドラム・マスターズ』の映像です。

 

…………

 

【4】パン・シャオティンの6レッド・スヌーカー(17:45辺り)

 

中国の「ナインボール・クィーン」が、

あのロニー・オサリバンと対戦しています。

 

プレーしているのは6レッドという、

通常15個あるレッドを6個に減らした

スヌーカーの簡易版ですね。

 

エキシビジョンマッチとはいえ、

天才オサリバンから、

1フレームだけでも獲ったのは快挙でしょう。

 

…………

 

【5】S・V・ボーニングのスヌーカー・ゴルフ(34:30辺り)

 

こちらは同じスヌーカーでも

「ゴルフ」というゲーム。

 

その名の通り、

スヌーカーテーブルをコースに見立て

少ないストローク数で、

ホールアウトすることを目指します。

 

名もないハスラーとボーニングの一騎打ち。

マネー・ゲーム(※)の雰囲気が

ビシビシと伝わってきますね。

 

※ボーニングは黄球(相手の的球)を入れると、

ペナルティとなる(50ドル)ので、

 

黄色を落とさない加減で

自分の的球である赤球に当てなければなりません。

 

この場合、ほぼ無理ゲーです(笑)。

 

●編註・スヌーカー・ゴルフについて→球バカ日誌へ

http://blog.livedoor.jp/tamabaka/archives/52518449.html

 

ボーニング戦の解説→球バカ日誌へ

http://blog.livedoor.jp/tamabaka/archives/52520147.html

 

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【6】スト様のロシアン・ビリヤード(16:13辺り)

 

テーブルは大きく(スヌーカーと同サイズ)、

ポケットは狭く(ボール一個分)、

 

と、スト様がいつもおっしゃっている

「俺好みの」レギュレーションにもっとも近いのが、

このロシアン・ビリヤード(※)。

 

しかし、さすがのスト様も

本職のプレイヤーの前に撃沈していますね(^_^;)

 

※ロシアンビリヤードは、

直接ポケットするだけではなく、

キャノンショットなどで

手球(白球すべて)をスクラッチさせても得点となります。

 

ポケットが狭く、ボールが重く大きいので、

スクラッチさせる戦略が主となります。

 

スト様はあえて的球をポケットさせに行く方を

チョイスしているようにも見えます(^_^;)

 

●編註・ロシアン・ビリヤードについて→球バカ日誌へ

http://blog.livedoor.jp/tamabaka/archives/51605905.html

 

スト様戦の解説→球バカ日誌へ

http://blog.livedoor.jp/tamabaka/archives/52293696.html

 

…………

 

【7】ジャネット・リーのキャロム

 

「ブラック・ウィドウ(黒蜘蛛)」が、

 

あのトルビヨン・ブロムダールから

「裏回し」のレクチャーを受けている映像です。

 

ジャネットとキャロムという取り合わせも珍しいのですが、

 

ジャネットとブロムダールという組み合わせも意外ですね。

 

さすがの「キング」も「黒蜘蛛」の毒牙にメロメロか(^_^;)

 

…………

 

【8】エフレン・レイズのボークライン(10:50辺り)

 

レイズがキャロムを嗜むというのは

有名な話ですよね。

 

一般的なスリークッション(3C)ではなく、

ボークライン(※)をレイズがプレーしています。

 

それも相手は、R・クールマンス。

「ポケットの神様」と「キャロムの神様」という、

なんとも贅沢な組み合わせですね。

 

※ボークラインは、

3Cのように3回以上クッションさせる必要はなく、

直接、的球に当てても得点になります(枠内での制限あり)。

 

「四つ球」同様に寄せの技術も重要で、

レイズは3つの球を上手くコントロールしていますね。

 

…………

 

以上、『異種8』でした。

 

いやあ、世界の一流は、

なにをやらせても一流でしたね(^^ゞ

 

今回とは逆に、

スヌーカーやキャロム・プレイヤーが、

プールに挑戦しているケースもたくさんあります。

 

それはまた別の機会にでも。

 

それでは、またお会いいたしましょ~。

 

 

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