2014年

3月

12日

〈BD〉ニューカラービリヤードボール。CYCLOP BALL(サイクロップ・ボール)。

羅立文(JPBA)
羅立文(JPBA)

 

先日、神奈川のとあるお宅の

ビリヤードルームに伺った際のこと

(※このエントリを参照)。

 

ゲストプロプレイヤーとして

招かれていた羅立文(JPBA)が、

 

自らのカバンをゴソゴソやって

 

「これ、持って来ましたよ!」と

取り出したのが、

 

『えっ、7番水色じゃん!』

で2013年からウワサの

あのパステルカラー調のニューボールです。

 

羅プロが先日地元・台湾に戻った時、

現地でゲットして持ち帰って来たそうです。

 

昨年あたりから国際マッチで

使われるようになったこのボール、

 

どうやら台湾製みたいですね。

 

商品名かブランド名かはわかりませんが、

 

ハコに書かれた「CYCLOP」は

きっと「サイクロップ」と読むのでしょう。

 

先日の台湾『アムウェイオープン』でも

オフィシャルボールとして

使われていましたし、

 

今までの定番である「アラミス」や

「ブランズウィック」に並ぶ

新スタンダードになっていくんでしょうか。

 

↓これが今まで見慣れたカラーリング

(スーパーアラミスTVボール)

 

 

最近サイクロップボールで練習を

したという羅プロによると、

 

今までのボールとは

「ちょっと動きが違うと感じました」

とのこと。

 

具体的にどこが? という部分まで

彼は語ってくれたのですが、

忘れてしまいました(すみません)。

 

国内(NBA)のルールブックに依ると、

 

大会公式球のボールサイズは

直径56.5~57.2mmで

重量は165~175gまでということで、

 

若干の誤差が認められています。

 

ボールは使っている内に摩耗して、

少ーしずつ小さく軽くなっていきます。

 

そうやってチビたボールと新品を

撞き比べると、

 

ある程度以上撞ける人なら感じられる差が

あることは既に知られています。

 

「あ、軽い!」とか「重い」という風に。

 

(並べると見て明らかなほど

サイズが違うということもあります)

 

また新品のボールは、

工場出荷時になんらかの表面塗装

(艶出し塗装など)がされているようです。

 

それが付着している状態と、

剥げてしまった状態では、

 

球同士が衝突した直後の動きや、

手球のアクションに何らかの違いが

出てもおかしくないでしょう。

 

でも、羅プロほどの経験豊富な手練が

今更わざわざ新品と使い古しボールの

差異を指摘するかな?

 

と謎に思った訳です。

 

あれだけ精密・繊細な技術を持つプロですから、

「新旧」ではない、メーカーごとの違いを

どこかで感じ取ったのかなと。

 

そこのところは

また今度じっくり聞いてみます

(プロの企業秘密かもしれませんが)。

 

余談ですが、僕もワンラック(15個)ほど

このボールで撞いてみましたが、

 

予想通りカラー以外の違いは全く何も

感じられなかったことをここにご報告します。

 

で、羅プロは、

 

「このボールで14-1を撞くのは

初めてですー」と言いながら、

 

サクサクっとランを重ねていました。

 

つい冗談めかして、

「プロっぽい……!」と言ってしまった僕。

 

「あ、はい、一応プロですから(笑)」

 

と顔で笑いながら、

右腕で高等技術を繰り出す羅プロ。

 

そんな美しい14-1を見ながら思ったことは、

 

このパステルカラーのボールを使うと、

 

とかく本格志向とか本物のゲームとか

14-1やらずんば撞球人にあらずとか

(↑これは言い過ぎか)、

 

ポケットビリヤード原理主義的な文脈で

語られがちで、

 

だからこそ、観戦するとなると、

一般目線では地味……いや、重厚にすぎる

14-1という競技が、

 

ちょびっと取っ付き易いものに見える

かもしれないということでした。

 

……あれ?

 

4番ボールが紫からピンクに変わった時も

同じことを思ったな。うん、思った。

 

 

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