2014年

2月

02日

〈BD〉「もう一度ここから」――日本3Cのエース・梅田竜二、2014年の抱負

 

日本のスリークッション界を代表する

トップ選手であり、

 

JPBF東日本支部の代表の立場にもある

梅田竜二プロ。

 

遅い新年の挨拶と、ある件の確認を兼ねて

先日、電話でお話をしました。

 

「ある件」については近日中に書きます。

 

それとは別に、

2014年の抱負などを話して下さったので、

以下にまとめました。

 

…………

 

――プロランキング対象試合ではありませんが、

先週の『3C短距離フェスティバル』で優勝しましたね。

 

「はははは(笑)。

 

あれはスリークッションファンや愛好者の皆様に

楽しんで頂く『お祭り』的なイベントですので、

 

本来、我々プロが目一杯やるものではありません。

 

実際僕も『負けてよし』という気持ちで

楽しく撞いていたのですが、

 

展開にも恵まれて勝ててしまいました。

 

ファイナルはルーキーの森雄介プロが相手でしたので、

そこはきっちりとやりましたけど(笑)」

 

――教え子とも言える新人・森雄介プロに、

今後どんな期待をしていますか?

 

「彼は今20歳ですから、

25ぐらいまでに大きなタイトルを

獲ってもらいたいですね。

できれば世界大会のね。

 

技術はやればやるだけ上手くなります。

 

でも、大舞台で勝敗を分けるのは『強さ』です。

 

僕が海外遠征を繰り返していた時に痛感したのは、

 

世界はプレイヤーを『強さ』で語ります。

『上手さ』ではありません。

 

世界で通用する強さを早く身に付けて

大いに活躍してほしいですね」

 

――その強さとは一体何なのでしょうか?

 

「古くて日本人的な言い方では、

 

やっぱり勝負どころの根性とか気合いみたいな

ものになってしまいますね。

 

自分が彼に教えられるのは

そういう精神論なのかな、と。

 

でも、世代が違いますからね(笑)。

 

僕のような根性や気合いで戦ってきた世代とは

一線を画するところがあるかもしれませんね」

 

――梅田プロご自身は、

2014年をどんな1年にしたいですか?

 

「去年は、色々な面で上手く行かなくて、

年間ランキングも3位まで後退してしまいました。

 

その瞬間は悔しかったですけど、

今はもう良い意味で一旦気持ちが楽になっています。

 

実際、今、ビリヤードの状態も非常に良いので、

今年は気楽に……というのは言葉が変ですが、

 

精神面は楽に、良いプレーができる自信があります。

結果も出ると思いますよ」

 

――それは試合での梅田プロが楽しみです。

 

「長く日本ランキング1位の座にいたこともあって、

去年までは知らず知らずのうちに

守りに入っていたと思います。

 

そうするとね、伸び悩むんですね。

 

いやもう、今年は挑戦的にプレーしたいですね」

 

――お話を聞いているだけでも

良い状態なのが伝わってきます。

 

「実は僕、1、2年ぐらい前から

目が悪くなったんですよ。

 

医者にも診てもらいましたが、

現状でやっていくしかない状況です。

 

それで厚みの見方などを変えざるを得なく

なったんですが、

 

逆に球に対して一生懸命になりました。

 

気持ちが吹っ切れたためか、

かえってプレーも良くなったし、

 

目が疲れにくくなったので、

首や肩もこりにくくなったんですよ。

 

昔、よく小林先生(伸明プロ)や

小森先生(純一・元プロ)がおっしゃっていた、

 

『球は目で見るのではない』というのは

こういうことなのかな、と思いました。

 

僕は今45歳ですが、

あと5年、50歳までにもう1回世界タイトルを

獲りたいと思っていますし、

 

そういうプレーを

もう一度ここから築いていきたいですね」

 

――近いところでは、

来週に『東京オープン』が、

3月には『ヤマニカップ』があります。

 

昨年、ヤマニカップでは優勝していますし、

会場(『ビリヤード ヤマニ』)は梅田プロの

ホームグランドですから、

連覇に向けて気持ちが入ってきていると思います。

 

「ええ、とても状態が良いので、

東京オープンもヤマニカップも楽しみですね。

 

ヤマニカップには、

ギリシャのトップ選手の

フィリポス・カシドコスタスが参戦します。

彼は初来日です。

 

ぜひ多くの方に観に来て頂きたいと思います」

 

…………

 

梅田プロ、爆発の予感……!

 

 

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