2013年

10月

15日

〈BD〉オクムラ、3Cで初タイトル

奥村健プロ(JPBF) 撮影:Carom Seminar
奥村健プロ(JPBF) 撮影:Carom Seminar

 

14日(月・祝)には、

 

『全日本シニアスリークッション選手権大会』が

東京『アカデミーZ』で行われていまして、

 

奥村健プロ(JPBF)が決勝で

池田民雄アマ(ヤマニ)を破って優勝を決めました。

 

スリークッションの公式戦で初のタイトルです。

(※プロの年間3Cランキング対象試合ではありません)

 

奥村プロ、昨年度大会では準優勝だったので、

2年連続ファイナリストです。

 

奥村プロと言えば、

1994年のナインボール世界チャンピオンです。

日本国内でも全日本選手権やジャパンオープンを始め、

 

一体何勝したのか、よくわからないほどの戦績を誇る

日本を代表するポケットビリヤードプレイヤーでした。

 

その奥村プロがJPBAを引退したのが2007年12月。

 

翌2008年1月から、キャロムのプロ、

つまりJPBFプロとして、新たな挑戦を始めました。

 

早いものでJPBFプロになってもう6年目です。

そして、1952年の4月生まれですから、

61歳になられています。

 

何歳になってもビリヤードは上手く強くなれること、

何歳になっても競技スポーツというものは面白いということ、

 

大げさかもしれませんが、

ビリヤードは人生をかけるに値するものだということ、

 

そんなことをその競技人生から感じずにはいられません。

 

以下に、去年と今年、僕が自分で撮ることができた

オクムラPhotoを並べます。

 

ポケットビリヤードの大会のものも混ざっています。

 

…………

 

奥村プロに関して別の話。

 

ポケットビリヤード界で、先日、JPBAの土方隼斗プロが、

『国内公式戦で4大会連続優勝』を達成して話題になりました。

 

これは「1996年に現行のランキング制度となってからは

初の記録」という但し書きが付いていました。

 

もしかしてと思い、奥村プロ夫人である

奥村りかプロ(JPBA)に聞いてみたら、

丹念に過去の記録に当たってくださって……

 

出て来た結果は。

 

奥村健プロ、

1993年から1994年にかけて5連勝していました……(驚)。

 

北陸オープン(1993年10月)

プロツアー(1993年10月)

全日本選手権(1993年11月)

プロツアー(1993年12月)

ジャパンオープン(1994年1月)

 

なななな、なんですか、これは。

競馬の伝説の名馬みたいな勝鞍になっています。

 

このことはもちろんJPBAにも伝えました。

(※JPBAが「JPBA」という名称になったのが1992年。

それ以前にこれを上回る記録があったのかもしれませんが、

そこまでは調べがつきません)

 

そして、この記録が「どのようにして途絶えてしまったのか」

というエピソードも大変おもしろいものだったのですが、

別の機会に譲りたいと思います。

 

ちなみに、この記録のことを奥村プロ本人は

全く知らなかったとのこと。

 

りかプロによると、

今もって「何大会連続優勝」などという記録には

さほど興味を示さないとのことです。

 

過去に僕がインタビューをした時などもそうでした。

 

戦績についての質問を向けると、

 

「へえ、俺、そんなに勝ってたんだねぇ」

 

と度々言われたものです。

(試合内容やショットのことなどは覚えてらっしゃいます)。

 

それが奥村健という競技人なのだと思います。

 

優勝、おめでとうございます。

 

2012年『全日本14-1』
2012年『全日本14-1』
2012年3C東日本プロマスターズ・アカデミーZ戦
2012年3C東日本プロマスターズ・アカデミーZ戦
同上
同上
同上。奥村プロの使用アイテム ※今はチョークは違うものを使っているとのこと。また、今回優勝したシニアではメガネは着用せず
同上。奥村プロの使用アイテム ※今はチョークは違うものを使っているとのこと。また、今回優勝したシニアではメガネは着用せず
2013年ジャパンオープン(ポケット)
2013年ジャパンオープン(ポケット)