2013年

7月

31日

〈BD〉To the maximum

3Cでのヒネリマックスはココらしい
3Cでのヒネリマックスはココらしい

 

キャロムビリヤードの話が続きます。

 

先日、世田谷の『ARAI』に行って、

スリークッションをした時に

 

ふと、「3Cのマックスのヒネリって

どの辺なんだろう?」と思い、

 

ARAI所属プロの水内誠ニプロが構えたところを

撮らせてもらいました。

 

それが上の写真。

 

「左ヒネリのマキシマム」です。

 

「スリークッションでは

この辺は普通に使いますよ」とのこと。

 

いやー、思ってたより全然端っこでした。

 

(カメラのレンズと肉眼とでは、

だいぶ見え方が違ったりするので、

そのせいもあるでしょうけども)

 

ポケットビリヤードでも

たまーにマックスのヒネリを

使うことがありますが

(主に空クッションやセーフティの時が

多いでしょうか)、

 

それよりも、もっと外側な感じです。

 

そもそもポケットビリヤードでは

シュート率を下げないために、

 

撞点(特に左右のヒネリ)は

極力内側に寄せることが推奨されます。

 

そういうこともあって

ちょっとした驚きがありました。

 

ここ、撞けるんですねぇ。

 

キャロムの手球は

ポケットビリヤードの手球より大きくて重いから、

 

端っこを撞いても滑りにくい

(キューミスしにくい)のでしょうか。

 

この日、僕が何度も「箱球」を外すので、

見かねた水内プロがレッスンをしてくれたのですが、

 

「箱球も、こういう厚みでこういう位置関係に

なったらマキシマムのヒネリを使いますね」

 

とプロが構えるやいなや、

 

「え、マキシマムってどの辺どの辺!?」

 

と僕はカメラを持って走って行くという……。

 

取材か。

 

水内プロ、

落ち着きのない教え子ですみません。

 

…………

 

ひとつ思い出した話があります。

 

水内プロに

 

「プロの初球の成功率って、

お高いんでしょう???」

 

と聞いたことがあります。だいぶ前に。

 

僕は3Cのプロの公式戦を取材することが

よくありますが、

 

大会全体で90%以上はありそうな気がします

(例のごとくデータはなく実感値ですが)。

 

するとプロは、

 

「うーん、パーセンテージまでは

わからないですし、

 

僕も試合で外してしまうことは

あるんですが、

 

昔々、初球だけの練習をしていた時、

 

『よし、50球連続で成功させよう!』と

思って、やってみたことがあります」

 

と答えたではないですか。

 

わ、ポケットビリヤードで言う

練習の定番「センターショット」みたいな話。

 

(※ここに初球の図があります。

Web CUE'Sの「ルール」の項)

 

それでそれで?

 

「成功しました(笑)。

 

途中で、当たるには当たったけど、

厚みがちょっと違ったとか

ヒネリが足りてないとか、

 

いろんな原因で微妙にラインが

変わってくるんです。

それを微調整してね。

 

最後はものすごく緊張しましたよ」

 

いやー、未だに初球の成功確率

50%の自分には、異次元の話です。

 

上級者のこういう

エクストリームな(極端な)特訓エピソード、

 

どなたに聞いてもたまりませんな。

 

「そこまでやるか!?」の世界。

 

この打ち込み方がまたマキシマムです。

 

 

箱球を撞く水内誠ニプロ(JPBF)
箱球を撞く水内誠ニプロ(JPBF)