2013年

7月

12日

〈BD〉梅田'sショット――明日これ撞いてきます!

梅田竜二プロ(JPBF)
梅田竜二プロ(JPBF)

 

昨日の続きです。

 

梅田プロの空クッションは

上の図の通り。

 

(記憶で描いてますので

不正確かもしれませぬ。御免)

 

僕のようなポケットビリヤード

育ちの人間にとって、

 

キャロムプレイヤーが撞く

空(から)クッションは魔法のよう。

 

これなど、まさにそうです。

 

場面はインドアゲームズ・

ファイナルの11イニング目。

 

梅田プロが(確か)8点ランを出した時の

6点目のショットです。

 

世界チャンピオンになったような人が

これを選んだということは、

 

「この場面、この配置では、

この空クッションが、

 

他のショットより成功率が高い。

 

すなわち……

 

一番金メダルに近い!」

 

と、判断したということですよね。

 

すごいわー。

 

かくなる上は、

梅田プロ本人に確認だ!

 

――このショット、

覚えてらっしゃいますか?

 

「ああ、覚えてますよ!

 

テケ(前クッション)ね。

 

いや、あれはラッキーと言えば

ラッキーなんですよ、当たったことは。

 

でも、あの時はとても良い精神状態

だったので、

 

あの厚み、撞点、スピードの

組み合わせがすぐ閃いたんですよ」

 

――他のショットがちょっと

3C初心者の僕には閃きませんが、

 

他の取り口があるとして、

それよりこの空クッションの方が

確率が良いと判断したということですか?

 

「赤から狙ってアンドセーフ気味に

撞こうかなと思った気もします。一瞬ね。

 

でも、それよりもこっちの方が『あるな』と。

 

自分のストロークはまだ柔らかかったですし、

 

F・クードロン(ベルギー。天才的な

キャロムのオールラウンダー)じゃないけど、

 

ジャストなスピードで手球があそこに

向かうようなタッチで撞けましたね」

 

――これが選べたということは、

気持ちも強かったということなのかと。

 

「ああ、スッと選べたという意味では

そうでしょうね。

 

ちょうど僕が試合の展開を握ろうとしていた時で、

『今、風が吹いてるな』と感じていました。

 

ああいうショットが自然と選べる時って、

やっぱり全体の流れも見えているんだと思います」

 

…………

 

ちょっと明日これ撞いてきます!