2013年

6月

21日

〈BD〉全日本14-1直前の羅立文

羅立文、練習中
羅立文、練習中

 

木曜の恒例ですが、横浜『ハイランド』へ。

 

すぐフロアを見渡し、

羅立文プロ(JPBA)がいることを確認しました。

 

ハイランドを練習の拠点としている羅は、

JPBAのトッププロであり、

 

特に「14-1」(フォーティーン・ワン。

正式名称は「14-1 Continuous」。「Straight Pool」とも)

において無類の強さを誇ります。

 

14-1でビリヤードの基本技術を習得し、

それが、ナインボール、テンボールでの

強さに結び付いている。

 

羅はそんな、14-1育ちのビリヤード人です。

 

これ、日本の感覚ではなかなか珍しい例ですが、

彼の母国、台湾ではそうではありません。

 

(実際、僕も台湾を訪れた際に、

デートでビリヤードをしに来たカップルが

14-1をやっている光景をよく見ました。

万人向けのゲームなのです)

 

WEB CUE'Sのここ(2012年7月11日の記事)を

ご覧頂くと、

 

羅の14-1への想いがわかりやすいでしょうか。

 

14-1のことを語る羅はいつも

好きで好きでたまらないという顔をしています。

 

偉ぶるでも卑下するでもなく、

純粋な競技愛と探究心に満ちた顔なのです。

 

僕はその顔を見るのが好きです。

 

…………

 

間もなく、日本で唯一の14-1の公式戦、

『全日本14-1』が開催されます。

 

6/22&6/23 at 渋谷CUE。

 

羅立文はディフェンディングチャンピオンとして

登場します。

 

昨年は決勝戦で

「100点撞き切り」という離れ業をやってのけました。

 

(一昨年の決勝戦では、自身が高橋邦彦プロに

それを食らっています)

 

もちろん今年も準備に余念がありません。

 

この日もハイランドで14-1の練習をしていました。

 

「初優勝をした2010年の、大会アベレージ33.3点を

上回るプレーをしたいですね!」

 

と、大会への意気込みを朗らかに語ってくれました。

 

(あの時の、6試合で33.3点という

アベレージ自体、尋常じゃない領域なんですが、

その上を行きたいとは頼もしい言葉です)

 

僕は15分ぐらい羅の練習を

近くで見学させてもらったのですが、

やっぱりミスする気配がありません。

 

僕の横で同じく羅の練習を見学していた

「引き球魔神アブー」こと虻川修プロ(JPBA)も

 

「さすがですね」とつぶやきます。

 

たったの1、2ラックでしたけど、

僕は、羅の14-1をアブさんの解説付きで

見るという贅沢な時間を過ごしました。

 

そんな僕らに羅が一言。

 

「まだ見ますかー?

 

じゃあ、お一人3,000円になります!

 

あ、うそうそ(笑)」

 

むう、さらりとジョークを(笑)。

 

本番に向けて、かなり状態良好と見た!

 

今大会には、

高橋邦彦プロ、銘苅朝樹プロ、福本宇太郎プロ、

R・ガレゴという近年の優勝者が

参加するのはもちろんのこと、

 

本大会で優勝4回(のはず)を誇る

「ミスタービリヤード」奥村健プロ(現JPBF)

の名前もエントリーリストにあるので楽しみですね。

 

それから、練習でのハイラン289点という

あるアマチュア選手が初参戦するそうで、

どんなことになるのかひそかに注目しています。

 

虻川修プロ(JPBA)
虻川修プロ(JPBA)