〈BD〉新しい大会・伝統の大会その2

球聖戦
球聖戦

 

バスで六本木から渋谷へ戻って来て、

『CUE』に行きました。

 

アマの公式トーナメント

『球聖戦』のB級戦と

『女流球聖戦』のB級戦が

行われていました。

 

(この大会はこの後、

日を改めてA級戦、挑戦者決定戦、

そして球聖位決定戦と続きます)

 

本大会に出ているのは知ってる人ばかり

(こちらが一方的に知ってる人を含めて)。

 

六本木の企業対抗とは真逆です。

落ち着くと言えば落ち着く空間です。

 

ふと思いました。

 

あっちに出ていた

レジャー派プレイヤーの内の何%が、

将来的にこっちの方向にも来るのかな。

 

「こっち」は、

よりマニアックであるし、

よりスポーツであるし、

より「道」であります。

 

一言で言えば、「こっちは、

楽しいだけじゃない」んですよね。

 

過去の僕の経験則から言って、

全員が来ることはないでしょう。

 

半分? 1/3?

僕は5、6人に一人だと思います。

 

ビリヤードはレジャー・遊びとしてだけで

やっていても楽しいですしね。

 

ホントはもっと没頭したいけど、

色んな事情でそれ以上できない人もいます。

 

それでも、ビリヤードは、

マジメに首を突っ込んで行ったら、

 

びっくりするほど面白いものだと

言わせてもらいたいのです。

 

想像して下さい。

 

ビリヤードは

とても特殊な身体の使い方をする

スポーツです。

 

それから、ビリヤードは

球体を操るスポーツです。

 

この2点から言っても、

上達できる伸びしろがとんでもなく

いっぱいありそうな気がしませんか?

 

実際にその通りで、

あまりにも伸びしろが長大すぎるため、

 

ほとんどの人が極めるより先に

命数が尽きてしまうほどです(いやホントに)。

 

なんか壮大っぽい話になりましたが、

 

レジャー派が、

その数をあまり減らすことなく

スポーツ派にスムーズに移行する時代が

来るならば、

 

それが、一過性の「ブーム」ではない形での、

ビリヤード人口増加の時になるんだと思います。

 

こっちに来るのは5、6人に一人だったのが、

2、3人に一人になる時代。

 

では、どうやって? という話はまたいずれ。

 

…………

 

短時間で、全く性質の異なる、

しかし、共にこのビリヤードの世界に

なくてはならない2つの大会をハシゴ。

 

とても考えさせられることの多い一日でした。

 

結論:やっぱあのバスは便利だ……。

 

仲間も戦っておりました
仲間も戦っておりました