2013年

2月

04日

ハートのインレイ

ハートです。Mezzキューです
ハートです。Mezzキューです

 

横浜『ハイランド』の女性スタッフ

のSさんのキュー。

 

グリップ部の上下にハート型の

インレイがたくさん♡

 

青いのはターコイズ(トルコ石)でしょう。

それをシルバーで縁取ってます。

 

これはカワイイ。

 

女性でなくても欲しい。

 

日本の(株)三木のMEZZキューです。

でも、カタログに載ってない特注品で、

Sさんは人から譲ってもらった模様。

 

キューを手にSさんと喋ってたら、

その様子を見ていた某プロが、

 

「たぶんそれ僕が昔、人から頼まれて、

MEZZにオーダーしたヤツだと思う」と

教えてくれたので、

恐らくその通りなのでしょう。

 

「ハートのインレイが」と

さっき書きましたけど、

 

インレイって何かと言うと、

「はめ込みとか詰め物」という意味の

英語です。「inlay」。

 

カッコイイ日本語で言えば

「象嵌/象眼」(ぞうがん)ですね。

 

金属・陶磁・木材などの表面に

模様を彫り、そのくぼみに金・銀・貝など

他の材料をはめ込むもの」のコト

(goo辞書より)。

 

そのまま動詞としても使います。

 

例:inlay ivory into wood.

(象牙を木材にはめ込む)

 

↑研究社の辞書にキューっぽい

文例があって驚いた(笑)。

 

最も身近にあるインレイは、

「歯の詰め物」じゃないかな。

 

あの銀色の。

 

ちゃんと歯医者さんも

「インレー」と言ってます。

 

脱線しちゃいましたが、

 

つまり、

このハートキューのハートの部分は、

 

木材をくり抜いて窪みを作り、

そこにシルバーとトルコ石を

埋め込んでいるんです。

 

手間暇かかってます。

 

安価なキューだと

ペイントやシールだったりします。

 

インレイにしたら

たちどころにキューの性能が

上がるって訳ではないんですが、

 

キューは昔から実用品でありながら、

鑑賞するアイテムだった側面もあるので、

 

木工細工の様々な技法や意匠(デザイン)

が使われています。

 

キューを説明する文脈でよく出てくる

「ハギ」という言葉もそんな技法の一つです

(いずれ解説を)。

 

「単なる木の棒にしちゃ高いねー」と、

非ビリヤード人に驚かれることは

よくありますが、

 

それにはこんな訳があったのです。

 

…………

 

まぁ、ここまでは右から左へ

流れちゃって構わない知識です。

 

書いておきたいのは、

 

僕が「このキュー、イイっすねー」って

声を掛けた時のSさんの反応。

 

キラッキラした笑顔で、

「ですよね〜!」って。

 

価格や性能はちょっと後回しにして、

 

自分が気に入ったデザインのキューを

持つのが一番イイです。

 

「手にしてる自分」がステキだから、

よく練習するようになります。

 

たとえそれが量産品で

人とカブっちゃったりしても。

 

いや、やっぱダメ。

人とカブるのは許せないぜーという人は、

 

どうぞ「カスタムキュー沼」に

ハマって下さいませ(笑)。

 

尻ゴムの窪みにラインストーン(?)を付けたとのこと。ここ意外と目立ちますねー
尻ゴムの窪みにラインストーン(?)を付けたとのこと。ここ意外と目立ちますねー