平口結貴・女流球聖戦東日本代表(北海道栄高校2年)

ビリヤード女子高生、女流球聖戦初挑戦で戴冠なるか!?

2014年4月

 

女子アマ界ナインボールクイーン決定戦、

『女流球聖戦』は間もなく最終局面。

 

3月に東京で行われた『A級戦』に勝利して

「東日本代表」になった

北海道のビリヤード女子高生・平口結貴は、

 

西日本代表に決まった

沖縄のトップアマ、川畑真希子と、

『挑戦者決定戦』で対戦する

2014年4月12日)。

 

平口と川畑の勝者が、

その翌日(4月13日)に現女流球聖の佐原弘子と

タイトルをかけた最終決戦を戦うことになる。

 

舞台は大阪(『マグスミノエ』)。

初めての大阪遠征を1週間後に控えた

平口の心境はどうなのだろうか。

 

 

取材協力:On the hill !

写真・文:B.D.

 

…………

 

Yuki Hiraguchi

 

1997年7月11日生

北海道栄高校2年生(※取材時。2014年)

苫小牧在住

ビリヤード歴は10年

『2013年全日本ジュニア』

(JOCジュニアオリンピックカップ)優勝

『2013年世界ジュニア』準優勝

 

使用CUE(全てMEZZ):

プレー/彩 AYA-O

ブレイク/パワーブレイク PB-O

ジャンプ/エアードライブ AD-O

 

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3月の球聖戦A級戦にて(以下同)
3月の球聖戦A級戦にて(以下同)

4月7日から新学期。高校2年生になります

 

――この4月に高校2年生になったんですね。今は春休みですか?(※取材は4月3日に行った)

 

「はい、7日(月)から新学期です。2年生になります。なんか1年って早いですよね(笑)」

 

――う、うん(笑)。で、春休みは毎日練習?

 

「ほとんど毎日練習です。ちょうど今は地元の苫小牧から札幌に来ていて、鳴海大蔵プロ(JPBA)の所(『Viva Pool』という新しいお店)で修行しています」

 

――先日の『女流球聖・A級戦』の感想を改めて。

 

「全然内容が良くなかったですね。特に決勝戦は。序盤のミスで一気に展開も悪くなりましたし」

 

――あの日は「薄い球が外れやすかった」とも言っていましたね。

 

「集中力が低下していて狙いがアバウトになってました。構えてから撞点探って、『入ってくれ』って思いながら撞いていたかな……。状態が良くない時にそれじゃあ入る訳ないです」

 

――それでも逆転勝ちができたのは諦めなかったから?

 

「それもありますね。『世界ジュニア』の決勝戦を思い出しました。『このままだったらまた準優勝だぞ』って。それから最近、間の取り方を直しているんですけど、そこは試合中も意識していました。最後までそれが徹底できたのも関係があると思います」

 

――今回が初の女流球聖戦だということは、あのA級戦の日は色々なものを観て、感じたのでは?

 

「はい。(ジュニア戦で一緒に競った時期がある)小西さみあさん以外の方は、観るのも撞くのも初めてで、色々なスタイルの人がいるんだなと勉強になりました」

 

――小西選手以外の誰と当たっても初対戦だったんですね。

 

「そうです。さみあさんには4年前に会って、今まで1回も勝っていなかったので当たりたかったです(※今回対戦が実現。平口勝利)。あとは……東京では初めて私を観る人が多いと思ったので、『世界ジュニア銀メダルといっても大したことないな』と思われないように頑張ろうと思ってました。でも、決勝戦があれじゃあ……です(苦笑)」

 

観光気分ではないけどたこ焼きは食べたいなぁ

 

――『挑戦者決定戦』まであと1週間です。

 

「毎日意識を高く持って、朝から晩まで一生懸命練習します。それと、世界ジュニアの決勝がそうだったんですけど、試合直前に緊張の糸が切れてしまわないように、気持ちの持って行き方を考えながら準備します。その他は……あまり色々なことを悩みすぎずに本番に臨みます」

 

――西日本の代表は沖縄の川畑真希子選手です。

 

「お会いするのも撞くのも初めてです。私は初めての方と当たると、『どういうプレイヤーなんだろう?』ということを気にして負けることが多いので、自分のプレーに集中したいです」

 

――川畑選手に勝つと、佐原弘子・現女流球聖との球聖位決定戦があります。

 

「佐原さんも撞いたことはありません。めちゃ綺麗な人ですよねぇ。私もああいう人になりたいなぁ……。プレーを観たことはあって、しっかりとしたプレーができる『勝てる人』だと思いました」

 

――本番に向けての意気込みをお願いします。

 

「前にも言いましたけど、自分の『下のレベル』を上げる努力をしているので、それが発揮できたら良いなと思います。それと、日程が『JOCジュニアオリンピックカップ』(全日本ジュニア)と重なってしまって、そっちには出られなくなってしまったんです。連覇の夢が途絶えてしまいました。その分も球聖戦で頑張りたいと思います」

 

――土曜日はナインボール7ゲーム先取の3セット先取で、そこを勝てば日曜日は4セット先取という長丁……、

 

「ええーっ!? 土日両方共3セット先取だと思ってた。日曜日は長いんですね? 4セット先取だと……最大で7セットですか。ああ、もう大変! どーしよう、結貴。……体力! 体力ないとヤバイ!」

 

――よ、良かった。まだ1週間前にわかって。大阪に行くのは初めて?

 

「初めてです。やっぱり試合で行くので観光気分ではありません。でも……たこ焼きぐらいは食べたいなぁ。あ、明石焼きも食べたいです。球聖位になれたら両方食べたいと思います」

 

 

※平口さんのインタビュー第一弾はこちら

 

※「聞いてみた!」の他のインタビューはこちら